講師・Artist

青木裕子・あおきゆうこ
朗読家・軽井沢朗読館館長・軽井沢町立図書館長
福岡県生まれ。津田塾大学を卒業後、1973年NHK入局。アナウンサーとして「スタジオ102」や「ニュースワイド」などで活躍。定年退職後の2010年、私費を投じて軽井沢の森の奥に本邦初の朗読のためのホールを設立。2013年には当地の町立図書館長に就任。東京の自宅と軽井沢を行ったり来たりの目まぐるしさながら、さらに国内外各地に飛んでの頻回な朗読公演、作家や詩人、音楽家たちとのコラボレーション、FM放送での連続朗読出演、ワークショップと、ひたすら嬉々たる朗読浸けの日々にもなお飽き足らず、ひとりでも多くの人と朗読の楽しさを分かちあいたいと願う、天然朗読家。
*著書に『再婚トランプ』『軽井沢朗読館だより』 


小田嶋隆・おだじまたかし
コラムニスト

1956年、東京都北区赤羽生まれ。コラムニスト。早稲田大学教育学部卒業後、味の素ゼネラルフーヅに入社したが数ヶ月で退社。その後小学校事務員見習い、ラジオ局AD、ロックバンド座付き作詞家、テクニカルライターなどの職を転々とする。88年、コラム集『我が心はICにあらず』で人気を博してから、コンピュータ、テレビ、サッカーから学歴社会、憲法9条、資本主義まで、大小の事象に対し独自の極辛批評を展開。現代社会への意地悪な視点と容赦ない分析力、それを爆笑とともに表現する圧倒的筆力で幅広い層の支持を集めている。



巨勢典子・こせのりこ
作曲家・ピアノ弾き

2002年「同時多発テロから1年。追悼と平和への祈り」のチャリティイベントにおいて、テーマ曲「Peace on Earth」発表。
ソニーミュージックレコーズのコンピレーションアルバム「東風」に参加。
2005年Nujabesの「reflectioneternal」に「I miss You」がサンプリングされ、世界的に知られることとなる。
2005年NHKスペシャル「絶滅から救えるか伝説のアムールヒョウ ~ロシア沿海地方の森~」の音楽制作。
2009年公開の映画「私の叙情的な時代」(任書剣監督作品)の音楽制作。
ぴあフィルムフェスティバルで技術賞、企画賞ダブル受賞。
2011年NHK BSプレミアム「ニッポンの里山」の音楽制作に参加。
2014年NHK「足元の小宇宙」に楽曲参加。第40回放送文化基金賞・テレビエンターテインメント番組最優秀賞受賞。
朗読会「アンドレの翼」の劇中曲として、日本・フランスで評価を得る。
2017年、千葉市民創作ミュージカル「夜空に咲く夢」の音楽制作。
2019年10月、20枚目のアルバム「sonority」リリース。
ライブは国内はもとより、ソウル・ジョグジャカルタ・ウランバートル・ロンドンなどでも開催。



名越康文・なこしやすふみ
精神科医・シンガーソングライター

1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。
専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書、2010)、『毎日トクしている人の秘密』(PHP2012)、『自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン』(医学書院、2012)、『質問です。』(飛鳥新社、2013)、『驚く力 さえない毎日から抜け出す64のヒント』(夜間飛行、2013)などがある。夜間飛行よりメールマガジン「生きるための対話」刊行中。